以前の記事でご紹介したシンセJD-800なんですが
2月23日にローランドへ修理に出し、その2日後に完治して戻ってきました。
原因はメイン基盤が腐食してしまっていた様です・・・。
まぁ既に発売から18年経過したシンセですからねぇ。
しかも、このメイン基盤の在庫がどうやらラストだったみたいです。
今後、同様の症状に陥ると修理不可との事でした。
今回交換したメイン基盤も、生産中に作られた在庫らしいので
少なくと十数年は経過しているものだとか・・・。
なので、使用状況や環境にもよるが、もって10年との事。
ローランドの方にも、綺麗に使用して頂いてありがとうございますと
言ってもらえたし、大事に使わなきゃ・・・!
噂には聞いていましたが、ローランドの対応は素晴らしかったです!
ピッカピカになって帰って来ましたよー。
鍵盤の隙間やスライダー部の溝に溜まった埃もキレイに無くなってます!
依頼した修理以外にも、スライダーのポット交換やバックアップ電池を
破格の100円で交換していただきました!
もう至れり尽くせりで、思わず担当の方に今度JD800が駄目になったらFANTOM買いますね!と
言ってしまいました。(壊れなくて欲しいのですが)
あまり意味が無いかもしれませんが、今回の修理内容の内訳です。
○MAIN BORD ASSY
27.600円
○SLID POTENTIOM
100円
○LITHIUM BATTERY
100円
○技術・作業料
12.000円
○消費税
1.990円
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計 41.790円
私個人的には、サービス対応も含めて非常に安い!と感じました。
ローランドさんってCS非常に高いんじゃないでしょうか。
そういった意味でも、良い勉強をさせて頂いたなぁと思います。
話がガラリと変わりますが、このJD-800は
90年代、小室哲哉氏が好んで使用していた機材です。
TM、trf、globe、華原朋美 etc・・・。
JD800が使われた楽曲はかなりの数になるかと思います。
特にNo53のJDpiano。
このピアノの音を聴けば、きっと誰もが「あ~っ!」ってなりますw
ちなみにヤマハのEOSにもTKpianoという名前で真似た音が入っていたりします。
近いうちに両方のピアノの音をアップしてみますので、お暇な方は聴き比べてみてください!
曲もそろそろアップしたいけど、時間がなぁ・・・。